小児歯科

小児歯科

歯科クリニック中村の小児治療の考え方

🔆~当院が行っているお子様への診療の取り組み①~🌙

*【歯医者さんは怖くない所だよを心掛けて、また歯医者さんいきたいを目指して】*

マスクをしている状態で、いきなり痛いことをされたらどんなお子様でも「歯医者さん=恐いところ」というイメージが植え付けられてしまいます。

当院の小児治療のコンセプトとして

歯医者さんを怖がらず、ママと楽しく通院できる様な雰囲気づくり、環境作りがとても大切だと考えております。
そこから『またあの歯医者さんにママと行ってみようかな!』とういうようなお子様の気持ちを汲み取り、それを大切にし続けることをスタッフ一同心がけております。

🌟その為にもお子様が初めて来院される時は、
じっくりお子様とお話し、「診療台に座る」練習から始めてまいります。

🔆~当院が行っているお子様への診療の取り組み②~🌙

*当院のお子さまへの診療内容*

当院のお子さまへの診療内容

 

乳歯がむし歯になりやすい理由とは?

乳歯がむし歯になりやすい理由とは?

なぜ乳歯はむし歯になりやすいのでしょうか?
その理由は、乳歯の持っている次のような特徴にあります。
①乳歯の質が永久歯(大人の歯)にくらべて軟らかい。
②乳歯の隣接面(歯と歯の間)にものがはさまりやすい。
③萌えたての歯は未成熟で特にむし歯になりやすい。
④萌えたての歯列はでこぼこしていてみがきにくい。

乳歯にはこのような特徴があるため、非常にむし歯になりやすい環境にあるのです。

乳歯にはこのような特徴があるため、非常にむし歯になりやすい環境にあるのです。

 

⭐*歯科クリニック中村でできること*⭐

1.歯磨きトレーニング

✔お子さまに最適な歯磨き方法は、年齢や歯磨きの好き嫌いだけでなく、歯並びや歯ぐきの筋、食生活習慣などを考慮してそれどれのお子さまに最適な方法を知り、習得する必要があります。とくに歯磨き方法の習得時期は、手先の動きが器用になり、歯磨きの重要性も理解できるようになる5~6歳から、思春期の始まる前の8~9歳までが最適です。また、歯磨きの習得は1~2回の練習で身につくものではありません。少しずつ何回にもわけて、定期的に練習することが大切です。

歯磨きトレーニング

 

2.シーラント処置(歯の溝からの虫歯を防ぐ)
シーラント処置(歯の溝からの虫歯を防ぐ)

✔奥歯のかむ面は、汚れが溜まりやすく虫歯のできやすい大変危険な部位です。また、溝が細いところは歯ブラシの毛先より細く、日々の歯磨きでは溜まった汚れが取れません。
歯の溝を専用の超音波洗浄器具で完全にきれいにした後、フッ素が放出される樹脂で溝を埋めて、汚れやばい菌が入り込まないようにするのがシーラント処置です。

この処置は、乳歯や萌えたての永久歯に効果があります。
とくに萌えたての永久歯は硬さが大人よりやわらかく、2年くらいかけて唾液のカルシウムと反応して成人の硬さになるので、萌えてから2年くらいは虫歯になりやすかったり、着色しやすかったりするためです。

シーラント処置(歯の溝からの虫歯を防ぐ)

ただ、シーラント処置をしたからといって、むし歯にならないわけではありません。しっかり歯みがきをしなければ、歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間からむし歯になってしまいます。
また、シーラントは歯を削らずに光で固めるだけなので、成長による咬み合わせの変化などにより3ヶ月くらいではがれることもあります。
このことからも、一通り治療が終わった後も3カ月おきの定期検診の受診をお勧めします。

3.フッ素塗布による歯質強化(歯を丈夫にする)

✔乳歯や萌えたての永久歯は歯の質が弱いため、定期的にフッ化物やアパタイト、カルシウム製剤などを歯に作用させて歯質を化学的に丈夫にすることが大切です。
また、効果的にフッ素を作用させると初期虫歯も治すことができます。
このような処置を3~4か月毎に行うことで、歯質を強化し初期虫歯を修復させることで虫歯を予防していきます。

3.フッ素塗布による歯質強化(歯を丈夫にする)
4.定期検診(3~4か月に1回チェック)

✔拡大鏡やレントゲン写真を使用して、虫歯の有無や虫歯になりそうな歯がないかまた歯並びや萌え代わりに異常がないか点検します。
お口の健康を保つ上で、最も大切なことは、定期的な検診を行うことにあります。
お子さまの歯並びやかみ合わせは日々変化しており、乳歯と永久歯が正しく交換していくことが正常な歯並びやかみ合わせをつくる上で大切です。また、乳歯の虫歯は気がつかないうちに進行してしまう事も多く、虫歯の治療をした乳歯は、永久歯との正常な交換が妨げられる場合がありますので、適切な時期に処置を行うためにも定期的(3カ月おき程度)な検診が有効とされています。

4.定期検診(3~4か月に1回チェック)4.定期検診(3~4か月に1回チェック)

🔆*当院が行っているお子様への診療の取り組み③*🌙

*【可能な限り治療時の不快感を無くします】*

可能な限り治療時の不快感を無くします

お子さんが歯医者嫌いになる主な原因の一つとして、治療中の「痛み」によるものです。
この「痛み」を可能な限りなくすことでお子さんの歯医者に対するイメージを少しでも変えることができると考えております。
当院では、ステップ1~3を踏んで、可能な限り治療時の「不快感」をなくすように実施しています。

可能な限り治療時の不快感を無くします 可能な限り治療時の不快感を無くします 可能な限り治療時の不快感を無くします 可能な限り治療時の不快感を無くします

🔆*当院が行っているお子様への診療の取り組み④*🌙

*「歯医者嫌いにさせない」トレーニング法を活用*
➨お子さまが自分から納得して治療に臨むことができる。

①TELL SHOW DO法(話して・見せて・実践する)
→T.S.Dテクニック法とは、治療の前にお子様にきちんと治療内容を理解してもらい、不安や恐怖心を取り除くトレーニング法です。

  1. TELL:これから何をするのかお子様が理解できるような言葉と内容で説明します。
  2. SHOW:使用する機械・器具を実際に見せ、これらをどのように使うのか説明します。
  3. DO:最初は術者の手の上で動かし、それからお子様の手の上で動かし、次にお子様の手に触れさせて見せます。
    最後に説明したことを、実際に口腔内でやって見せます。
①TELL SHOW DO法(話して・見せて・実践する)

②モデリング法
→他のお子さま(同年齢あるいは心理的に近いご兄弟姉妹)が楽しそうに治療を受けているところを見せて「自分も大丈夫」と思ってもらうトレーニング法です。お子さまは同様の状況におかれたとき、その行動を模倣しようとする行動を利用するものです。

②モデリング法

③言い換え言葉の使用
→お子さまにこれからの治療の説明をするにあたり、使用する器具の説明をお子さまにわかりやすくするために言い換え言葉を使用します。
(治療に際しては、お子さまの「子どもなりの治療への理解」が不可欠です。)

子どもなりの治療への理解

  • エアータービン ⇒ 歯のシャワー、ジェット機
  • 歯科用エンジン ⇒ コロコロ虫
  • バキューム   ⇒ 掃除機(お口のそうじ機)
  • X線装置    ⇒ 歯のカメラ
  • X線写真撮影  ⇒ 歯の写真を撮る
  • 麻酔をする   ⇒ 歯を眠らせる

笑気吸入鎮静法

笑気吸入法

当院では、治療を嫌がるお子様のために笑気吸入鎮静法による治療も可能です。
笑気吸入鎮静法とは、酸素にほんのり甘い香りのする無色の笑気という気体を混ぜ鼻から吸うことで精神的にとてもリラックスし、不安、不快、恐怖感が極めて少なくする治療方法です。
痛みに対する反応は鈍くなるか感じなくなるため、安心して治療が受けることができます。

プレオルソこども歯ならび矯正法

フッ素塗布

当院では、お子様の歯並びを整えるプレオルソこども歯ならび矯正法を行っております。
お気軽にご相談ください。

≫ 詳細はこちらをご覧ください

当院によるプレオルソ症例

治療前

プレオルソ症例治療前の画像

治療後

プレオルソ症例治療後の画像
主訴 将来的に金銭面的に本格矯正をしたくないので、できる範囲で治したい。
患者様 治療当時8歳
治療内容 プレオルソ装着(筋機能)療法のみ
トータル治療費用 99,000円(調整料込)
治療期間 1年~2年以内(定期的に経過確認、調整)
主なリスク 特記事項なし
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