ブリッジ
ブリッジってどういうもの?
歯を抜いた後の治療方法として、ブリッジという方法を聞いたことはあるでしょうか。
歯を補う治療方法としては入れ歯やインプラントが有名ですが、このページではブリッジについてご説明いたします。
ブリッジは、抜歯したときに抜いた歯の前後の歯を削り、橋のようにつなげる治療方法です。
下記の画像をご覧ください。
残っている歯を土台にすることで、3つ連なった人工の歯を装着しています。
接着剤で固定するため、自分の歯のように噛むことができます。
このようにブリッジは、歯を削るだけで、歯茎に対して外科的な処置はいたしません。
よってインプラント手術ができなかった方でも治療を受けることができます。
歯茎を切ったり、骨を削るといったこと手術が怖いと考えている方におすすめしております。
ブリッジ治療の流れ
1.歯の状態を検査します
歯が折れた場合、抜歯をするか根を残すかの判断が必要です。
歯の状態を検査した上で最善の治療を考えていきます。
2.噛み合わせを検査
ブリッジをする場合、噛み合わせが重要になってきます。
ブリッジ治療では両隣の歯を削るため、はじめの設計をしっかりする必要があります。
3.両隣の歯の形成・歯の型取り
設計までをしっかりしたら、両隣の歯を実際に削っていきます。
その後、装着する歯を作成するため歯の型を取ります。
4.ブリッジを作成
正しい噛み合わせとご自身の歯の色合いに合わせたブリッジを作成します。
5.歯に装着
実際に作成したブリッジを歯に装着しながら、噛み合わせの微調整をしていきます。
患者さんがしっくりくるところまで合わせて完成です。
ブリッジのデメリット
ブリッジのデメリットはまず、歯を削らないといけないことです。
インプラントや入れ歯は健康な歯を削らずに治療ができるのですが、ブリッジの場合は前後の歯を土台として使用するため、どうしても削る必要があります。
また、歯を土台とすることで通常3本分の歯で支える力を2本分で支えることになるため、歯に負担を与えてしまいます。
実際に行う際は、治療が可能か医師が判断し、最適な選択肢をご提案いたしますのでご安心ください。